●訪問日:2015年4月19日(日)
●訪問先:特別養護老人ホーム 清風園
●ボランティア参加者 総勢約40名
・司会:瀬川
・Condoctor:板井先生
・Piano :服部
・Soprano :藤枝
・Alto :瀬川、戸原、田中、足立、岩野
・Tenor :佐藤(知)、平山
・Bass :
・合唱OB他:S伊藤、T吉田、B塚瀬
・SDH音楽部、楽器OB、講師 約25名
・子供たち 6名
●清風園訪問プログラム
■お出迎え
春が来た、みかんの花咲く丘、茶摘み、村まつり、里の秋、雪
■オープニングステージ〜スコットランド民謡〜
花、アニーローリー、埴生の宿、故郷の空、広い河の岸辺
■手遊び
海
■吹奏楽演奏
広い河の岸辺
■流行歌
北国の春、りんごの歌、高原列車は行く、ここに幸あり、東京ラプソディー
■音頭
清風音頭、東京音頭
■エンディング
星影のワルツ
■準備は万端!!
本番1週間前の土曜日。
昨年は当日お配りする歌集を作成しながら持っていくのを忘れるという
大ハプニングに見舞われました…
今年は二の舞を演じないように楽器リストに『歌集』をのせてもらい
しっかり楽器とともに到着。
手洗いうがいのあとに浴衣の着付け、楽器の準備。
毎年のことながら着付けのあとは汗だくになりながら自分たちも浴衣を
着て、いざ会場へ。
■お出迎え
施設内の各部屋までボランティアメンバーでお迎えに行きます。
慣れない車イスの扱いですが、動くときは声をかけ、止まった時は
ブレーキをかける。
お出迎えの前に先生やボラリーダーから基本的なレクチャーを受けて
いたので、みんな忠実に実践。
会場にお集まりいただいた皆さんと春からはじまる四季にあわせた
曲を歌いながらだんだん和やかな雰囲気になってりました。
■オープニングステージ〜スコットランド民謡〜
お出迎え曲の最後にしていた曲ですが、皆さんお集まりになったので
2部合唱でオープニングとして披露しました。
そして今年私たちからお届けするのは「スコットランド民謡」の4曲。
NHK朝のテレビ小説「マッサン」で歌われた曲からのセレクトでしたが、
実は日本の唱歌として日本語で歌われた曲が多く、皆さん一緒に口ずさんで
いらっしゃいました。
私たちのお届けする曲は歌集に入れてはなかったですが、次回からは
入れたほうがよいのではという意見もあがりました。
■手遊び
このところ毎年入れさせていただいている3拍子の手遊び。
楽器メンバーも総出で会場のお集まりの皆さんと「ひざ→手拍子→手合せ」
を「海」の歌に合わせて一緒に手を合わせます♪
皆さん笑顔で参加していただきました。
■吹奏楽演奏
合唱でお届けした「広い河の岸辺」を吹奏楽のみで演奏。
実は合唱と一緒に合わせたかったのですが、歌えるキーのアレンジではなく
合唱とは違った雰囲気での曲をお届しました。
■みんなで歌う流行歌
吹奏楽の生演奏で昭和の流行歌を会場皆さんと歌います。
曲の紹介は必要なし。会場の皆さんがよくご存じの曲ばかり。
私の前に車イスでいらっしゃった方が昔を思い出して涙で歌われてましたが、
「東京ラプソディー」になると歌の途中で入る(み・や・こっ!!)という
合いの手に、片手は麻痺のため自由になる手で一緒にこぶしをあげて
盛り上げてくださいました♪
ホントに一緒に歌えてうれしかったです( ;∀;)
■踊りは多数の飛び入り
ここからは浴衣、法被の本領発揮!!
まずは肩慣らしに『清風音頭』
板井先生作詩作曲の踊り曲で、会場の皆さんも席についたまま手を動かして
いただきました。
そして『東京音頭』は会場の方も飛び入り参加。
皆さんでおおいに盛り上がりました。
さらには裏でにわかに子供たちに覚えてもらい「東京音頭踊るちびっ子隊」登場!!
浴衣、お祭り衣装で登場してくれた子もあり「かわいいわねぇ」と
一気に主役を奪われてしまいました(^^;)
■最後に一緒に
「星影のワルツ」を歌って終演。
施設を代表してお二人の方からお花とともに「楽しかった」との言葉も
いただきました。
■お見送り
お出迎え同様にメンバーみんなで皆さんをお部屋までお連れしました。
歌集はお持ち帰りいただき「また来年もいっしょに歌いましょう」との声掛けに
笑顔で手を振って答えてくださいました。
■あとがき
近年では音楽療法が各施設でも取り入れられ清風園でも行われているそうです。
私たちのボランティアと同じく歌を歌う時間ではありますが、スタッフの方から
音楽療法のときよりいい表情で歌っていただいていたとおききしました。
吹奏楽による生演奏に加え、メンバーが近くにいることで一緒に手遊びをしたり
曲の合間に当時のことを話しながら歌っていただけたからではないかと思います。
この訪問は昭和第一高等学校音楽部の皆さんと一緒でなければできない活動です。
清風園はOGH発足前から訪問され今年で30年近くになります。
発足のきっかけとなった施設訪問はこれからも続けていけたらと思っています。
(瀬川 邦子)
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