●訪問日:2014年4月13日(日)

●訪問先:特別養護老人ホーム 清風園

●ボランティア参加者 総勢35名
 ・司会:瀬川
 ・Condoctor:板井先生
 ・Piano :服部
 ・Soprano :藤枝
 ・Alto  :瀬川、戸原、大塚
 ・Tenor :佐藤(知)
 
 ・SDH音楽部 28名



●清風園訪問プログラム

■お出迎え
  春が来た、春の小川、朧月夜、春の唄
■オープニングステージ
  花、愛の讃歌、ふるさとは今もかわらず(4声)
  男声:筑波山麓男声合唱団 女声:愛国の花
■手遊び
  港、蛙の夜回り
■流行歌
  北国の春、青い山脈、山小舎の灯、喜びも悲しみも幾年月、
  高原列車は行く、東京ラプソディー
■音頭
  清風音頭、東京音頭
■エンディング
  星影のワルツ
■お見送り
  みかんが花咲く丘、われは海の子、カチューシャの唄、琵琶湖周航の歌、
  七里が浜哀歌、夕焼けこやけ

 

■春の音楽会☆復活とハプニング!!
  今年度は、昭和第一高校(SDH)音楽部の都合により、
  4月に訪問することになりました。
  春をテーマとしたお出迎えの曲がちょうどよい季節です。
  SDHは新入生が入部前のため、2・3年生のみの参加でした。
  2回目以上というメンバーが多く、みんな気がゆるんでいたのか、
  なんと「歌集を持ってくるのを忘れた」事件が発生しました。
  今回は歌集がない中、どう乗りきるのか司会の腕の見せどころと
  なりました(笑)


■お出迎え
  2・3階の入居フロアと、1階のグループホームへの送迎を行いましたが、
  慣れてるメンバーが多くスムーズに進みました。
  一方、集まった会場では、開演時間まで、春の歌を歌いました。
  歌集がないので、歌詞を前出しましたが、昔懐かしい童謡唱歌なので、
  みなさん、すらすら歌詞が出てきて歌ってました。
  ただ、春の唄だけは、歌詞がなかなか出てこないようで、
  歌集がないと歌うのが難しいかったようです。


■オープニングステージ
  オープニングは、毎年恒例の「花」を演奏。
  続いて故郷気仙沼を想って作ったという新沼謙二さんの
  「ふるさとは今もかわらず」を披露しました。
  更に続けて、越路吹雪さんが歌ったという「愛の讃歌」を演奏。
  口づさんで下さる方がたくさんいましたよ。

  ここで趣向を変えて、女声2部による「愛国の花」と男声合唱の
  「筑波山麓合唱団」を歌いました。
  特に「筑波山麓合唱団」はノリのいい曲なので、
  入居者のみなさんも手拍子をして盛り上がりました。


■さらに和やかに
  盛り上がったところで手遊びの時間です。
  「みかんの花咲く丘」で3拍子の手遊びを行いました。
  ほぼ1対1で行え、各自のペースに合わせてふれあいました。
  会場も一体感が生まれ、より一層和やかな雰囲気になりました(^-^)/


■いよいよおまちかねの流行歌
  吹奏楽の生演奏による昭和の流行歌を歌います。
  歌集がないので、1番はみなさんよく歌ってましたが、
  2番、3番となるにつれて、歌詞があやふやとなり、
  思う存分歌えない方も数多くいらっしゃったようです。

  我々も一緒に歌集をみながら歌う予定だったので、
  なかなかリードしてあげることができませんでした。
  歌集がない事態に備え、今後はある程度、
  歌いこんでおいた方が良さそうです。

  でも、みなさん、大好きな曲ばかりなので、
  歌集がないなりに、楽しんでいただけたようです。


■入所者の方も入って東京音頭
  今回は時間の関係で、盆踊りは東京音頭のみとなりましたが、
  入所者の方も一緒に踊って下さり、大盛り上がりとなりました。


■別れることは辛いけれど
  楽しい時間はあっと言う間にすぎ、最後に『星影のワルツ』で
  お開きとなりました。
  施設を代表してお二人の方からお花とお礼の言葉も頂戴しました。


■お見送り
  今回は歌集がないので、お見送りの歌を歌うことは止め、
  ピアノ伴奏によるBGMだけで、順次送迎をしました。

  かわりに、「また来年会いましょう」と挨拶する時間や、
  入所者の方が気に入った生徒を呼んで話す時間となり、
  こういう時間の過ごし方も良かったです。


■あとがき
  今回たまたまオープニングステージが長かったこと、
  流行歌の曲数が多かったことから、歌集がないなりに
  成功したのではないかと思います。

  昔覚えた歌詞を思い出すことは、音楽療法の一環になるそうですが、
  一緒に思う存分歌いたかった入所者の方も多かったので、
  今後も歌集を作成して忘れないようにお持ちしたいと思います。

(藤枝 功子)