清風園ボラ日誌


●日時     :2008/04/13(日) 11:30 小田急線鶴川駅集合
●出席者    :OGH22名+SDH8名  計30名
  Piano    :伊藤
  Clarinet  :若目田
  Soprano   :藤枝、高島、村上(京)、杉森、石井、安在、木村(佳)、村上(由)
  Alto     :佐藤(喜)、戸原、大塚
  Tenor   :内藤、高野、鈴木(元)
  Bass   :平野、村瀬、斉藤、清水、森島
  カメラマン :田島
  SDHの皆さん :生徒5名OB2名+早川先生

●曲目
<お出迎えの曲>
ゴンドラの唄、春が来た、春の小川、春の唄、おぼろ月夜

<一緒に歌って踊る曲>
線路は続くよどこまでも、ドレミの歌、手のひらを太陽に

<流行歌>
北国の春、青い山脈、山小舎の灯、喜びも悲しみも幾歳月、ここに幸あり、高原列車は行く

<演奏>
水戸黄門、暴れん坊将軍

<音頭>
清風音頭、東京音頭

<エンディング>
星影のワルツ

<お見送り曲>
春の唄(アンコール)、七里ヶ浜哀歌、東京ラプソディ、お山の杉の子、夕焼けこ
やけ 他


●清風園へ
 11:30鶴川駅に集合し、バスにて、清風園に向かいました。
 バス停からの坂は、いつもながら体力を使います。
 清風園に着くと、荷物を控え室に置き、手洗いうがいをし、女性は着替えを
 男性陣は会場のセッティングをしました。
 
●お出迎え
 13:45(15分前)から、利用者のみなさんが、徐々に、上の階からエレベータで降りてきました。
 私達は2手に分かれ、片方は高校生と共に、エレベータホールまでお出迎えに行きました。
 エレベータから降りてきた利用者さん達は、始めに、春の花々を持った浴衣を着た女性陣に出迎えられました。その後、基本、男性は女性の利用者さん、女性は男性の利用者さんに付添って、会場まで会話をしながら、誘導しました。

 もう1方は、会場の入り口でお出迎えしました。
 また、会場では、ピアノ伴奏と共に、早く会場入りした利用者さんたちと、会話を楽しんだり、春の歌を一緒に口ずさんだりしました。

 我々が2手に分かれてた関係で、音量は少なかったですが、これがかえって、
 利用者さんたちにとって、歌いやすい環境だったようです。
 例年は、童謡唱歌はあまり盛り上がらない印象でしたが、今回は、大いに、楽しんで歌いました。

●一緒に歌って踊る曲
 春の歌が予想以上に盛り上がり、10分くらい押して、始まりました。
 「線路は続くよどこまでも」も、みなさん、大きな声で歌っていました。
 続く、「ドレミの歌」「手のひらを太陽に」は真似をして下さる利用者さんも多く、
 会場全体がノリノリでした。

●流行歌
 やはり1番人気です。

●盆踊り
 前回、マザアス後の感想会で、
 「ただ前を向くのではなくて、利用者に視線を向けていた方々のほうが、喜ばれる」 との意見を受けて、みんなそれぞれ利用者さんに視線を向けていたようです。
 

●エンディング
 利用者さんの傍で、一緒に「星影のワルツ」で終わりました。
 施設の方からのアンコールにより、「春の唄」を最後に歌いました。
 利用者の方々は、お出迎えの待ち時間から歌えたので、大満足のようでした。
 終了後は、順次エレベータホールへ。
 順番待ちの時間にすこしだけ、お見送りの歌も歌いました。
 


●メンバーの感想
  私にとっては初めてのOGHのボランティア活動でしたが、とっても楽しく良い経験、思い出になりました。
  私が一番はじめに接した方は歩くことのできるおばあちゃんで、お迎えに行き手をつないだ時、「冷たい手して…よく来たね。」と笑顔で、逆に迎えてくださいました。確かに外の寒さに冷えて、おばあちゃんの心臓に悪そうなくらい私の手は冷たかったですが、いっきに気持ちが温かくなり、逆に私の方がおばあちゃんに手をつないでもらったただの甘えっ子のようににっこりしてしまいました。

  早速嬉しくなってしまった私は、今度はそんな利用者の方々全員を笑顔にしたくなり、いろいろな方の所へ行きました。
  が、話し掛けてもなかなか反応してくれない方もいらっしゃった為、どうしたら一方的なコミュニケーションのとり方にならないか考えながら一人一人違う接し方をしてみました。
  「一緒に歌いませんか?」と言っても無表情で口を開こうとしないおばあちゃんに、「私が隣で歌うのを聴いててもらえますか?」と言い直したらにっこりうなずいたり、歌集を持つのさえしんどそうな方に、私は歌わずにただ歌集を目の前で持ってニコニコおばあちゃんの顔を見ていたらおもむろに口を開いて歌おうとしたりしてくださいました。
  前に出て歌う時も、「1対みなさん」ではなく、「1対みなさん一人一人」という気持ちで、利用者の方一人一人の顔を見て歌いました。

  約一時間という短い時間でしたが、利用者の方々に最初に出会ってから私たちオーシャンの熱がみなさんに伝わってきた最後の清風音頭の頃は、清風温度も高まっていたように思います

(ソプラノ:木村佳恵)