北療ボラ日誌


★日にち★  平成20年9月13日(土)10時〜11時

★訪問場所★ 東京都立 北療育医療センター

★参加者★  22名(OGH)のみ
 Conductor:板井
 Piano:伊藤・村上(京)
 Soprano:藤枝、木村(真)、高島、杉森、安在、村上(由)、木村(佳)
 Alto:瀬川、佐藤(喜)、戸原、平松、大塚
 Tenor:内藤、田口、児森、高野
 Bass:村瀬、鈴木(研)
 Clarinet:若目田

★演奏曲目★
【入場】
@君と歌おう

【合唱】
Aサモア島
Bかわいいあの子
C君をのせて
Dさんぽ
Eとなりのトトロ
F大きな歌
G森の熊さん
H負けないで
Iともだちになるために
JWith you smile
K崖の上のポニョ
L鬼のパンツ

【退場】
M崖の上のポニョ


★感想★
今日は天候にも恵まれて、ボラ日和でしたね。
オーシャン、SDHともに多くの方に参加して頂いたこともあり、施設のご利用者にも喜んで頂けたかと思います。

会場は施設の食堂でしたので、例年通り早めに伺って会場整備をしました。
そして、9時丁度に演奏会がスタートしました。
今回の司会進行役は、瀬川さんが担当してくださり、板井先生は指揮者としていろいろとフォローしてくださいました。


【入場】
「君と歌おう♪」の楽器演奏に乗り、OGHが入場しました。
足踏みの止め時が皆ばらばらだったことが、後で記録を見て分かりましたので、
何か合図があれば良かったと思います。
始まりは、施設の利用者の集まりが疎らでした。

<サモア島>
高島さんの事前の特訓のお蔭で、皆のびのびと踊れているように見えましたが、
最初の踊りということもあり、表情が若干険しかった方が多くいました。

<かわいいあの子>
この曲の可愛さもあり、施設の利用者から手拍子をいただけました!
瀬川さんがタンバリンを即興でして下さり、曲全体に可愛らしさが装飾できたのではないかと思います。

<君をのせて>
この曲はメジャーなので、ご利用者もよくご存知だったようで、目がキラキラしていました。
また、楽器の演奏が加わることで、一体感が生まれたので良かったです。

<さんぽ>
スタジオジブリの第二弾です。
さんぽは、動物の歌詞が多く出てきて、一つひとつの動作に手話を取り込んで表現しました。
最初の「歩こう!歩こう!」の歌詞で、前列の男の子が元気にジャンプして表現していました。
やはり、踊りの振り付けや手話が入ると、曲全体がグレードアップします。



【施設の利用者と一緒に歌おう!】
<となりのトトロ>
さて、ここから変身です。
事前に戸原さんに作成いただいたキャラクターの絵を首から提げて歌いました。
また、施設の利用者との一体感を得るために、OGHメンバーも利用者の中に入って一緒に歌いました。

<大きな歌>
楽器の演奏に乗って大きな歌を歌いました。この曲にも振り付けをしました。
とてもシンプルな振り付けなので、利用者の興味を惹くことができました。

<森の熊さん>
この曲の特徴であるメロディの追いかけが功を奏し、利用者の皆さんも手拍子を
して下さり、楽しく演奏できたのではないかと思います。

<負けないで>
ZARDの名曲、「負けないで」を歌いました。
タンバリンや手拍子と共に楽しく演奏できました。

<ともだちになるために>
「ともだちになるために、人は出会うんだ」というとても温かい歌詞と、それに振り付けをつけて気持ちを込めて歌いあげました。
会場全体もとても温かい雰囲気に包まれました。

<With you smile>
吹奏楽の前奏がかなりゆっくりだったという印象がありました。
この曲は、聴かせる曲です。OGH、SDHの参加者全員が一体となり、前に出て合唱しました。この曲も前曲同様、歌詞が温かいものなので、会場が更に良い雰囲気になりました。

<崖の上のポニョ>
この曲も、戸原さんが作成した絵を首から提げて歌いました。
後、先生の胸ポケットには、よっしぃが渡した「ボニョ(ぬいぐるみ)」が入り、演奏前には先生がポニョにキスするシーンもありました。(笑)
今映画で上映中の流行作品でしたので、利用者も皆ノリノリでした。

<鬼のパンツ>
強いぞ〜!の振り付け(ガッツポーズ)が、左右バラバラなのが一部気になりましたが、曲の持つ勢いで、一気に鬼のパンツ(エアパンツ)を皆で履いて終了しました。

【アンコール】
崖の上のポニョでした。
思った以上に反応が良かったので、急遽決まったものでした。
改めて利用者の中に入り、コミュニケーションを取りつつ最後のポニョを熱唱しました。
利用者の喜びの声が高らかに舞うこともしばしばでした。

<最後に>
コミュニケーションのとり方が老人ホーム等と比べ、難しいと感じる意見が多かったです。
なぜなら、こちらから話しかけても言葉として返事がないケースが多いのが事実だからです。
いずれにしても、音楽というのは世界共通、人類共通なものですので、
施設の方とのコミュニケーションは、演奏や我々の表現・表情により読み取って頂き、喜んで頂けたのも事実です。
自分として上手く出来た、出来なかったということで反省はあるとは思いますが、
何よりも、施設の利用者に楽しんでいただくこと、それは共通の目的です。
そのために何が出来るかを考えると、先ずは我々が楽しくなければ、このボラを盛況なものには出来ないものと思います。
さて最後に、今後もボランティア活動はずっと続きます。
一回一回の自分の行動を省みて、次に活かせるように致しましょう!

[イベント幹事:木村 佳恵、高野 健太郎]