●訪問先 :ライフコミューン市ヶ尾 (神奈川県横浜市)
●日 時 :2008/06/08(日) 12:00集合
●出席者 :10名
Piano :伊藤
Soprano :藤枝、村上(京)、石井、安在
Alto :佐藤(喜)、大塚
Tenor :内藤
Bass :平野、清水
●曲目
<お出迎えの曲>
カチューシャの唄、春の唄、おぼろ月夜 他
<オープニング>
高原列車は行く、手のひらを太陽に
<手遊び>
海、茶つみ
<一緒に歌いましょう>
北国の春、青い山脈、山小舎の灯、ここに幸あり、七里ヶ浜の哀歌、東京ラプソディ
<一緒に踊りましょう>
村祭り
<エンディング>
星影のワルツ
●感想
6月8日、12:00 東急田園都市線 市ヶ尾駅集合。
駅からは住宅街の坂をひたすら上っていく。
徒歩15分ほどで現地に到着。
今回の施設は住宅街にある静かな施設。老人ホームというよりはグループホームのうような印象。
出迎えてくださったスタッフの方もとても親切だった。
着替え後にリハーサル開始。初めての施設ということ、また参加者が少ないこともあり、 どうすれば利用者さんにとって満足していただけるか、手探りの中会場設定と流れの確認をしていく。
そして、お出迎え。
早めに来られた利用者さんは、一緒にお迎えの曲を歌いながら、メンバーと話している様子。
利用者さん用の歌集にはお出迎え・お見送り用の曲は載っていないため、
見ながら歌えなかった方がいた点は残念だったが、それぞれ待ち時間も楽しんでいただけていたようだ。
お集まりいただいたところで、「高原列車は行く」で幕開け。
立ち上がって歌ってくださる方もおり、つかみは上々。
続く「手のひらを太陽に」は、さすが日頃体操で鍛えておられる方々だけあって、曲を知らない方もとても上手だった。
次は、手遊びの「海」「茶摘み」。
メンバーが少ないので、全員とやれなかったことは残念だったが、会話できない方とも触れ合ういい機会となった。
そして、流行歌。
北国の春から東京ラプソディーまで、バラエティーに富んだ曲目を皆で合唱した。
「七里ヶ浜〜」でしんみりした会場を「東京ラプソディー」で一新するなど、メリハリが効いていた。
利用者さんは解説までしっかりと耳を傾けてくださり、曲間のコミュニケーションも楽しむことができた。
盆踊りの代わりとして取り入れた「村祭り」は、メンバーが少ないながらも、利用者さんと混ざってやることで盛り上がることができた。
最後に「星影のワルツ」でお別れ。
泣いてくださる方、「また来て欲しい」と笑顔で言ってくださる方、反応はそれぞれだったが、 「一緒に歌って踊る」という今までこの施設にはなかったスタイルを楽しんでもらえたのではないかと思う。
初めての訪問ということで課題も多かったが、また機会があれば、聴かせる合唱や盆踊りを一緒に踊るなど、 より利用者さんのニーズに合ったものができることだろう。
(アルト 大塚 千彰)
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